著書「ガンのオーダーメイド医療」から
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このようにガンの治療は基本的な方向付けとしては、個別化医療を行っていく。
オーダーメイド医療を行っていく。
ことになりつつあります。
そして、その治療成績を向上させるためには、プレシジョンメディスンの確立が必要なのです。
今の標準的な治療で、治療成績が上がらなくなっているということは、多くの人が自覚していることだと思います。
そこで、患者さん一人ひとりのデータに基づいて適切な治療方法の決定をして、もちろん同意を得て、行っていくことがまさに始まっています。
最近では、NHKの番組で免疫治療はほとんど役に立たない。
高い医療費を取っているだけである。
というような批判的な治療の説明がありました。
これは、時代に逆行した標準的治療で満足しろと言っているような内容でした。
現時点で、ガン治療の体制や方針は標準的治療に向かっていません。
そのことをよく考慮して、より良い医療を患者さんに提供することが医療現場でとても大切だと思います。
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