著書「世界中のガン研究から学ぶガン治療のいま」から
2000年以降、遺伝子の解析検査が進み、ガンという病気は「遺伝子が壊れておきてくる病気である。」と明らかになった以後、ガン治療の現場では、非常に混乱が続いています。
従来のガン治療というのは、ご存知のように、ここ50年間の間、死亡率は全く改善されていないという状況が続いています。
毎年、新しいガン治療に関するデータ・研究、あるいは治療自体に関する基礎的な研究の分野まで幅広く研究が進んでいますが、未だに明瞭になっていません。
つまり、ガン治療の指針が未だにハッキリしていないわけです。
近年では、比較的若い方でもガンを発病し、若くして亡くなる方も後を絶ちません。
では、なぜ若くして「遺伝子のコピーミス」が起こってしまうのでしょうか。
それは、若い人でも免疫力が非常に低下している状態だと遺伝子のコピーミスが起こった細胞の増殖を助けてしまうからです。
体内では、コピーミスを生じない様、DNAの複写を厳格に行っていますが、時にコピーミスを起こしてしまいます。
発病するか否かは免疫力にゆだねられているようです。
やはり、免疫細胞の働きというのは、とても重要ですが、この免疫細胞の働きをどうやってリフレッシュさせる、さらにこの免疫細胞の働きを強化するにはどうやっていくかというのが大事になってきます。
『ガン患者さんは、この免疫力低下した状態でガンが起こるのではないか?』
と非常に注目されていることですが、最近の研究を見てみると、
『ガン患者さんは必ずしも一般的な免疫力の低下のみが生じている状態ではない。』
のです。
現在まだ検査項目の中に、「ガンに対する免疫力の低下を判断する項目」をハッキリ掴みきれていない状況にあるわけです。
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