著者「産婦人科で聞きにくい妊娠の医学」から
男女の産み分けについて
Q・・・3人の子供がいますが、みんな男の子なので、今度妊娠したら女の子を産みたいと思っています。
男の子と女の子を産み分けることはできるのでしょうか。
A・・・結論から言いますと、残念ながら現在までのところでは、赤ちゃんの性別を確実に産み分けられて、しかも学問的に広く認められるような方法はありません。
産婦人科医療施設の中には、膣内を目的の酸性度・アルカリ性度にコントロールするためにゼリー状のものを使用したり、天然カルシウムを服用して、自然に近い形の産み分けを指導しているところがあります。
また、「パーコール法」という精子を分離する方法を用いて、人工授精で産み分けをしている施設もあります。
施設によっては産み分けの成功率が高いところもあるようですが、実際には正確な統計データはありません。
また、いずれの方法によるものでも、希望とは反対の性の赤ちゃんを妊娠する人がかなりいることも事実です。
このことをふまえ、
「そこまでしても希望とは異なった性の赤ちゃんを妊娠した場合は仕方がない」
くらいの気持ちを持っている人なら、以上の方法などで産み分けをしてみても良いでしょう。
前記の薬を処方致します。
確かに個人によって希望はまちまちで、また偏った性に泣く家族もいます。
しかしどちらの性であっても、生まれてくる赤ちゃんに対する愛情は全く変わることはないのですから、できるだけ自然に授かった赤ちゃんを産むことをお勧めします。
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