私たちは、新しい医療を受け入れなければならない。
2000年までは、医療は「感染症」に対しての治療や予防に努めてきた。
今は、「遺伝子」である。
この恩恵を受けているのが、新型出生前診断(NIPT)になる。
恩恵というと、大げさかもしれないが、遺伝子分野では、唾液などの体液、血液などからその人の遺伝情報を知ることができる。
これが、さまざまな病気の予防になり、治療になるわけです。
残念ながら、こうした医療の進歩を受け入れようとしない日本社会が存在する。
仁-JIN-というドラマが以前放送されていました。
原作はマンガですが、現代の医師が、幕末にタイムスリップしたら？という展開で話しが進んでいきます。
幕末といえば、ざまざまな感染症があったり、まだ細菌という概念もないために、現代からタイムスリップした医師は、多くの人々の反感を買いながらも、信念を貫く「人を救う」心を持って世界を変えていきました。
ですから、新型出生前診断や遺伝子分野は、あと数十年もすれば、当たり前のことになっていて、2050年ごろからタイムスリップした医師は、この漫画のように苦労をされると思います。
何が言いたいかというと、結局
医療は時代の流れとともに進歩していき、
その進歩は、私たちが享受できるように
「なっていく。」のです。
これは、絶対不回避なわけです。
だからこそ、今の時点では受け入れられていない新型出生前診断も、将来的には受けて当然のレベルになっていくのかもしれません。
その時に受ける人は、良いかもしれませんが、時代の流れや倫理観などによって、「受けられない」「受けにくい」状態である今の妊婦さんたちは、今のまま居続けなければならないのでしょうか？
医療の「なっていく。」現状を見れば、遺伝子分野がかなり盛んになり、「長寿遺伝子」「ガン遺伝子」などもさらに進歩が進むわけです。
お腹の子どもの遺伝子も同じように、お腹にいる中から遺伝子治療をして、本来なら生き続けられなかった命が助かる。
そんな時代が来るのです。
いや、そう「なっていく。」のです。
携帯電話が誕生して、今の薄型の手のひらサイズでなんでもできるようになるとは、昔の人は思っても見ていなかったでしょう。
でも、そうなっていくとすれば、その流れに逆らうことは、かえって私たちに悪影響を及ぼすのです。
こうして新しい検査や治療が誕生する背景には、健康産業、ヘルス産業、医療ビジネスといった「健康」という価値を買ってもらうシステムが裏には存在します。
でも、それもこれも「多くの人の命を救う。」ためにあるのです。
命はお金では買えないと言われているのが、
いずれ、長寿遺伝子を体内に取り込んで、寿命を操作できるようになる可能性があります。
つまり、命はお金で買えるようになるのです。
というか、医療というのは「延命、健康、疾病予防、疾病根治」が大前提であるので、新型出生前診断に限らず、新しい治療や検査は、こうした医療のあるべき姿を追求した結果なのです。
これを、時代にそぐわない倫理観で持って、廃絶しようとするものなら、それこそ日本という国は、世界から取り残されて、滅びます。
それもそのはず。
少子高齢化しているにもかかわらず、そうした昔の価値観や倫理観のみで国や社会を維持しようたって、ムリでしょう。
社会をより良くするには、医療というものが欠かせません。
国民の命を繁栄させ、
命を救う。
どんな命誕生させれて、長く生きられる。
そんな社会を目指さなければ、少子高齢化が過ぎ、誰もいなくなるわけです。
とりわけ、新型出生前診断が今社会の圧力を受けていて、多くの妊婦さんにとって不都合な現実があります。
これから先、生命は選ぶものになるでしょう。
それも、遺伝子治療を受けるかどうかに焦点は変わっていきます。
今は、検査の段階で異常があるかどうかしか分かりません。
それを、治療するようになれば、治療するだけの費用を持っている夫婦はいいかもしれませんが、そうでない夫婦は、また中絶するかそのまま産むかの選択を強いられるわけです。
結局、それもこれも新型出生前診断が普及して多くの人が受けて、社会的サポートもありつつ、国が少子化対策として胎児の遺伝子治療を保険適応にしていくわけです。
しかし、新型出生前診断が普及しなければ、それはまた夢の夢です。
悲しいことにこれが社会であって、こうして私たちは「可能性」を失っていくのです。
continue.
現在ではネットやTVでもNIPT検査による情報を調べることができ、産婦人科以外の医療機関でNIPT検査を受検される方も増えています。
いわゆる産婦人科学会の認可を受けている医療機関では、35歳以上または遺伝子異常の人がいる、夫婦でのカウンセリングが必要など条件のハードルが高く、受検したいと調べても時間のみが経ってしまい、タイミングを逃すこともあるようです。
一方、そのほかの医療機関では希望されるタイミングで受検出来ているようです。
また産婦人科学会の認可を受けている医療機関ほどNIPT検査に対する詳細な説明はないようですが、受検者が検査内容を理解した上で提供しており、陽性の結果が出てもフォローできる体制が整っているようです。
中でも「東京エバーグリーンクリニック」は妊娠前・着床前(不妊に関する検査)・出産前の検査・研究を行う生殖医学では最先端で検査実績もある検査会社に依頼しており、信頼できると思います。
このクリニックは受検日も多く設けており説明・問診・採血を個別に受けられます。
また、広島県、愛知県、大阪府など7か所の提携クリニック(H30.9から9か所)で受検できるので、他の医療機関よりも予約しやすいのではないかと思います。
【東京エバーグリーンクリニック】
TEL: 03-6281-9527 (専用回線)
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